オカムラでは、市販の業務用掃除機を搭載して自律走行する業務用お掃除ロボット「STRIVER」と、乾湿両用掃除機に対応する「STRIVERⅡ」を展開しています。
本ページでは、ビルの共用部や店舗の通路などの清掃を検討している方に向けて、STRIVERとSTRIVERⅡの特徴や仕様、導入事例、会社情報を紹介します。
ロボットが業務用掃除機を載せて搬送する方式を採用しています。掃除機の吸い込み能力を保ったまま、床清掃を自動化できる点が特徴です。上部が開放できるので、清掃後のごみ捨ても容易に行えます。
壁際1cmまで走行できるため、廊下の隅などにごみを残しにくい設計です※1。特殊車輪(メカナム)の採用により、狭い範囲での旋回や真横への移動といった複雑な動きにも対応。15mmの段差を乗り越えられるので、床の凹凸や不陸がある場所でも清掃を続けられます※1。

STRIVERは、乾式の業務用掃除機を搭載する基本モデルです。最高速度は50cm/s、清掃能力は540㎡/hで、ビルの共用部などの床清掃に対応※2。速度設定によって数値は前後します。
複数の清掃エリアをまとめて登録できるエリアセット機能を備えており、清掃のたびにエリアを選び直す必要がありません。操作モニターはシンプルなホーム画面で、清掃ルートの作成や清掃の開始を、イラスト付きの大きなボタンから選べます。
バッテリーは現地で交換できます。オプションの予備バッテリーを用意すれば、長時間の清掃にも対応が可能です。
| 項目 | STRIVER |
|---|---|
| 清掃方式 | 乾式(市販の業務用乾式掃除機を搭載) |
| 最大清掃効率 | 540㎡/h(最高速度50cm/s) |
| 運転可能時間 | 2時間(別売の予備バッテリーに交換して延長可能) |
| 充電時間 | 3時間 |
| 対応床材 | 公式HPに記載なし |
| 価格 | 公式HPに記載なし |

STRIVERⅡは、乾湿両用掃除機を搭載でき、本体が水濡れ可能なため濡れた床面も清掃できるモデルです。
床面に接する面積を小さくしているため、小回りが利きます。店舗の通路のように幅が限られた場所でも使用が可能です。
清掃予約の時間に自動で清掃を開始。給電ステーションを設置すると、清掃の途中でバッテリーが少なくなれば、ステーションに戻って自動で充電します。
| 項目 | STRIVERⅡ |
|---|---|
| 清掃方式 | 乾式(乾湿両用掃除機を搭載した場合は濡れた床面にも対応) |
| 最大清掃効率 | 430㎡/h(最高速度40cm/s) |
| 運転可能時間 | 2~4時間 |
| 充電時間 | 5時間 |
| 対応床材 | 公式HPに記載なし |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
業務用清掃ロボットの選定では、「汚れが落ちるか」「操作が簡単か」といった点が気になる方も多いでしょう。
ただし、導入環境とのミスマッチが起きると「安全に運用できない」「計画どおりに清掃が終わらない」「結局、手作業が残ってしまう」といった、清掃品質を比較する以前の問題が生じかねません。
本メディアでは、業務用清掃ロボットの清掃方式や対応床材だけでなく、導入環境との相性を軸に調査。
「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれの環境に適した製品を選定しています。
製品仕様だけでなく、それぞれおすすめの理由や、実際の稼働の様子が分かる動画なども紹介しています。業務用清掃ロボットの製品選びの参考に、ぜひご覧ください。

野村不動産の新築分譲マンション「プラウドタワー相模大野クロス」は、地上41階建て・687戸の物件です。将来的な人員不足への対応策として、8社と共同しエレベーターと自動連携して清掃するSTRIVERⅡを共用部に導入しました。
ロボットは、ロボットマネジメントシステムにあらかじめ設定された清掃エリアに基づき、自らエレベーターに乗り込んで清掃を開始。人の操作なしで複数階を連続して清掃し、全フロアの清掃が完了すると、定位置に戻ります。
導入によって、清掃員による掃除機かけ面積の約60%をロボットが代替し、移動や単純作業の負荷軽減を見込んでいます。清掃業務全体では、約20%の省人化効果を想定。共用部の清掃頻度と品質の安定化を図り、居住者満足度の向上につなげる狙いです。なお、上記の数値は通年での運用状況を検証している段階の試算値です。
公式HPに記載がありませんでした。
| 会社名 | 株式会社オカムラ |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市西区北幸1-4-1 天理ビル19F |
| 電話番号 | 045-319-3401 |
| 公式URL | https://www.okamura.co.jp/ |
「導入したのに思ったように稼働しない」「結局人の手直しが必要になった」——こうした失敗の多くは、ロボットの性能ではなく導入環境とのミスマッチが原因です。ここでは、導入時に不安を感じやすい「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれに合うおすすめの業務用清掃ロボットをご紹介します。
人から透明な物まで検知・回避
2つのセンサーで衝突を低減
約25m先まで察知するLiDARに加え、LiDARが苦手とする透明物検知を補うソナーセンサーを搭載。人や什器はもちろん、ガラスなど透明な物まで衝突リスクを抑えます。
最大5台※1の3Dカメラで死角なく
捉えて壁際までムラなく清掃
高解像度の3Dカメラで周囲を死角なく捉え、人や物を避けながらサイドブラシで壁際まで清掃。マイクロファイバーブラシとローラーブラシを選べるため光沢床にも優しく頑固な汚れも残しません。
カーペット※3、硬質床材(Pタイル、塩ビ、磁器タイル、セラミックタイル、カラーコンクリートなど)
最大6,000㎡/h+自動充電で
広範囲でも夜間無人運用が可能
最大6,000㎡/h(スポット清掃モード)清掃能力で、展示会場のような広い空間にも対応。自動充電と3時間未満の急速充電で稼働を止めず、夜間のうちに広範囲の清掃を完了します。
階移動やゲート通過も自動化でき
複数フロアを無人で清掃
フロア移動や区画の入退室が発生する環境でも、エレベーターや電子ゲートとの連携が可能。清掃の稼働範囲が途中で分断されにくく、施設全体を無人運用でカバーできます。
椅子・テーブルが多い環境を想定
小回りがきく設計
幅33cm×高さ8.6cmの小型サイズ。椅子・棚の下やテーブル脚まわりなど細かい箇所をカバーしやすくロボットを入れても手作業が多い状態を避けやすいです。
1台2役の吸引+水拭きで
細かいエリアまで清潔を維持
1台で吸引と水拭きの両方に対応するため、別々に行う手間がかかりません。細い動線や椅子の下にある食べかすを吸い取りつつ、床にこびりついた汚れをしっかり除去します。