アマノでは、小型床洗浄ロボットのHAPiiBOT(ハピボット)や、ロボット床洗浄機のEGrobo(イージーロボ)など、水と洗剤で床を自動洗浄する業務用清掃ロボットを展開しています。
本ページでは、スーパーマーケットや駅、工場など、人や物が行き交う施設での導入を検討している方に向けて、2製品の特徴や仕様、導入事例、サポート体制を紹介します。
AIやセンサーで周囲の人や障害物を判断し、走行を制御する仕組みを備えています。HAPiiBOTはAIで人と物を見分け、人が飛び出せば一時停止し、ルート上の物を回避できます。EGroboはレーザーレンジセンサーと超音波センサーの2種類で障害物を捉え、回避・減速・停止を判断する仕様です。
パッドの回転速度と専用パッドの組み合わせにより、洗浄力を保ちながら洗浄水量を抑えられます。長年培ったノウハウをもとに、多様化する床での汚水の回収力と、目地からの水跳ね防止も両立しました。
パッドが洗浄水を保水するため、2時間の無補給運転に対応し、洗剤や水の使用量の削減も可能※1。床に水が残りにくいため、洗浄後の転倒事故の防止にもつながるでしょう。

小型床洗浄ロボットとして、壁際15cmまで清掃できるコンパクトサイズに仕上げています※2。スーパーマーケットの陳列棚の間や、工場の狭い通路でも走行を続けられるのが特徴です。
清掃ルートは、人がマニュアル走行で教えるティーチング方式と、エリアの外周を走行して内側を塗りつぶすように清掃するマッピング方式から選べます。マッピング方式なら、清掃範囲をすべて走行して教える必要がなく、ルート設定の手間を減らせる点がメリットです。
| 項目 | HAPiiBOT |
|---|---|
| 清掃方式 | 湿式(床洗浄) |
| 最大清掃効率 | 公式HPに記載なし |
| 運転可能時間 | 最大約3時間 |
| 充電時間 | 公式HPに記載なし |
| 対応床材 | ハードフロア(カーペット・畳は不可) |
| 価格 | 公式HPに記載なし |

自走式床面洗浄機のEGシリーズを操作するように作業すれば、走行ルートや作業内容をティーチングして自動運転に移せます。
走行ルートだけを学習させれば学習にかける時間を短縮でき、水量や走行速度は自動運転時の状況に合わせて設定が可能です。
進化したロボット床洗浄機として、障害物回避機能で安全性を高め、清掃能力をアマノ製品比で60%アップしました※3。
稼働状況やエラー情報をメールで通知したり、Webで確認したりできるデータ通信サービスも用意しています。利用には別途登録が必要です。
| 項目 | EGrobo |
|---|---|
| 清掃方式 | 湿式(床洗浄) |
| 最大清掃効率 | 1,950㎡/h(理論値) |
| 運転可能時間 | 公式HPに記載なし |
| 充電時間 | 公式HPに記載なし |
| 対応床材 | 公式HPに記載なし |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
業務用清掃ロボットの選定では、「汚れが落ちるか」「操作が簡単か」といった点が気になる方も多いでしょう。
ただし、導入環境とのミスマッチが起きると「安全に運用できない」「計画どおりに清掃が終わらない」「結局、手作業が残ってしまう」といった、清掃品質を比較する以前の問題が生じかねません。
本メディアでは、業務用清掃ロボットの清掃方式や対応床材だけでなく、導入環境との相性を軸に調査。
「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれの環境に適した製品を選定しています。
製品仕様だけでなく、それぞれおすすめの理由や、実際の稼働の様子が分かる動画なども紹介しています。業務用清掃ロボットの製品選びの参考に、ぜひご覧ください。

広島県や山口県を中心に、万惣・マルシェー・アルゾの3つの店舗ブランドでスーパーマーケットを展開する万惣の事例です。店舗運営コストを抑え、削減したコストをお客様に還元する店舗づくりを目指す中で、清掃コストの削減に取り組んでいました。
2か月の検証を経て、通路幅を1,400mm以上確保し、直置き陳列を廃止するなど、ロボットが動きやすい環境を整備。
結果、店内全通路をロボットで自動洗浄できるようになりました。トイレや駐車場の清掃には早朝アルバイトの雇用が発生したものの、人件費を差し引いても店舗あたりの月間清掃コストは約30%削減できています。

高輪ゲートウェイ駅では、日中・夜間ともスタッフ1名で清掃作業を行っています。夜間は終電後に、駅コンコースの床洗浄やトイレのリセット清掃が中心です。清掃作業の省力化と清掃品質の向上を目指し、自動床面洗浄ロボットのEGroboを導入しました。
約1,100㎡を約2時間のプランで自動洗浄し、運転中はスタッフがたまに様子を見に行く程度です。床洗浄の工数の一部をロボットに置き換えたことで、スタッフの労力はトイレ細部や、エスカレーターの手すり・エレベーターのスイッチなど、感染症対策上重視される場所の清掃品質向上に注力できるようになりました。
業務用清掃機器の国内生産・国内メンテナンスにこだわり、トラブル時にも迅速に対応できる体制を整えています。全国約80の支店・営業所を展開し、製品や修理に関する相談を近くの営業担当が受け付けています※4。
定期点検や部品交換による予防保全を行う保守サービスも用意。機器本体と保守契約をまとめたレンタルパックなど、導入後の維持管理も支援しています。
| 会社名 | アマノ株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 神奈川県横浜市港北区大豆戸町275 |
| 電話番号 | 045-401-1441 |
| 公式URL | https://www.amano.co.jp/ |
「導入したのに思ったように稼働しない」「結局人の手直しが必要になった」——こうした失敗の多くは、ロボットの性能ではなく導入環境とのミスマッチが原因です。ここでは、導入時に不安を感じやすい「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれに合うおすすめの業務用清掃ロボットをご紹介します。
人から透明な物まで検知・回避
2つのセンサーで衝突を低減
約25m先まで察知するLiDARに加え、LiDARが苦手とする透明物検知を補うソナーセンサーを搭載。人や什器はもちろん、ガラスなど透明な物まで衝突リスクを抑えます。
最大5台※1の3Dカメラで死角なく
捉えて壁際までムラなく清掃
高解像度の3Dカメラで周囲を死角なく捉え、人や物を避けながらサイドブラシで壁際まで清掃。マイクロファイバーブラシとローラーブラシを選べるため光沢床にも優しく頑固な汚れも残しません。
カーペット※3、硬質床材(Pタイル、塩ビ、磁器タイル、セラミックタイル、カラーコンクリートなど)
最大6,000㎡/h+自動充電で
広範囲でも夜間無人運用が可能
最大6,000㎡/h(スポット清掃モード)清掃能力で、展示会場のような広い空間にも対応。自動充電と3時間未満の急速充電で稼働を止めず、夜間のうちに広範囲の清掃を完了します。
階移動やゲート通過も自動化でき
複数フロアを無人で清掃
フロア移動や区画の入退室が発生する環境でも、エレベーターや電子ゲートとの連携が可能。清掃の稼働範囲が途中で分断されにくく、施設全体を無人運用でカバーできます。
椅子・テーブルが多い環境を想定
小回りがきく設計
幅33cm×高さ8.6cmの小型サイズ。椅子・棚の下やテーブル脚まわりなど細かい箇所をカバーしやすくロボットを入れても手作業が多い状態を避けやすいです。
1台2役の吸引+水拭きで
細かいエリアまで清潔を維持
1台で吸引と水拭きの両方に対応するため、別々に行う手間がかかりません。細い動線や椅子の下にある食べかすを吸い取りつつ、床にこびりついた汚れをしっかり除去します。