アイウイズロボティクスでは、商品陳列棚とタブレットを搭載して清掃と販促を両立する小型の業務用清掃ロボット「J30S」や、エレベーター連携で複数フロアの清掃に対応する中型の「J35S」などを展開しています。
本ページでは、店舗やオフィス、病院、介護施設などでの導入を検討している方に向けて、J30SとJ35Sを中心に特徴や仕様、導入事例、サポート体制を紹介します。
水拭きと吸引を同時に行うため、清掃時間の短縮につながります。仕上がりを均一に保つ点も特徴です。
ローラーモップやローラーブラシを自動で洗浄するセルフクリーニング機能を備え、汚れたモップを交換する手間を減らします。清掃後のメンテナンス負担を軽くし、人手が限られる現場でも運用を続けやすい仕様です。
全モデルが多種センサーと高精度ナビゲーション技術を活用した障害物回避機能を備えています。来店客が行き交う商業施設でも、営業時間中の清掃を支援する仕様です。
BMS管理システムを通じて、遠隔からの管理や清掃日報のダウンロードにも対応しています。離れた場所からロボットの稼働状況を把握できるため、複数の現場を管理する企業でも運用しやすくなるでしょう。

J30Sは、商品陳列棚と広告放送が行えるタブレットを搭載した小型モデルです。清掃業務と同時に、店舗内での広告配信による商品訴求にも活用ができます。店舗スタッフの負担を軽くしながら売場の清潔感を維持したい店舗に向いています。
本体寸法は390×390×1080mm、重量は27.5kgです。最小通過幅は600mmで、小規模オフィスや飲食店など、清掃時間を短縮したい場所で活用できます。清掃可能面積の目安は最大1,000㎡です※1。
| 項目 | J30S |
|---|---|
| 清掃方式 | 吸塵/水拭き/吸塵+水拭きの同時清掃 |
| 最大清掃効率 | 100㎡/h |
| 運転可能時間 | 2~3時間 |
| 充電時間 | 4時間 |
| 対応床材 | ポリ塩化ビニル、テラゾー、エポキシ樹脂、コンクリート、タイル、マーブル、カーペット |
| 価格 | 220万円(税別)※2 |

J35Sは、2万㎡以下のエリアに対応する中型モデルです。エレベーターに自主的に搭乗して区画をまたぐ清掃ができるため、複数階にわたる施設の清掃を自動化できます。
清掃ルートは回の字型と弓の字型の2種類を用意しており、床面のカバー率を高める設計です。最小通過幅は65cmで、狭い通路や障害物の多い環境でも走行できます※3。
20kPaの吸引力で水を吸い上げ、床に水を残さないことを目指した設計です。清水タンクと汚水タンクはいずれも10Lの大容量で、給排水に伴う作業負担の軽減につながります。
| 項目 | J35S |
|---|---|
| 清掃方式 | 吸塵/水拭き/ダストプッシュ/床磨き |
| 最大清掃効率 | 800㎡/h(清掃可能面積の目安は最大20,000㎡) |
| 運転可能時間 | 4~11時間(清掃モードによる) |
| 充電時間 | 3~3.5時間 |
| 対応床材 | ポリ塩化ビニル、テラゾー、エポキシ樹脂、コンクリート、タイル、マーブル、カーペット |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
業務用清掃ロボットの選定では、「汚れが落ちるか」「操作が簡単か」といった点が気になる方も多いでしょう。
ただし、導入環境とのミスマッチが起きると「安全に運用できない」「計画どおりに清掃が終わらない」「結局、手作業が残ってしまう」といった、清掃品質を比較する以前の問題が生じかねません。
本メディアでは、業務用清掃ロボットの清掃方式や対応床材だけでなく、導入環境との相性を軸に調査。
「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれの環境に適した製品を選定しています。
製品仕様だけでなく、それぞれおすすめの理由や、実際の稼働の様子が分かる動画なども紹介しています。業務用清掃ロボットの製品選びの参考に、ぜひご覧ください。
全国16,000店舗以上を展開するファミリーマートでは、J30Sの導入店舗が約1,100店舗に上ります※。1日1時間分の床掃除を自動化し、空いた時間を売場づくりやスタッフの育成に充てています。
J30Sに搭載された陳列棚と上部モニターを活用し、清掃しながら店舗内で広告を配信しています。広告配信を活用する店舗で該当商品の売上がロボット未導入店舗と比べて約150%向上した事例です。
大阪府を拠点に官公庁関連の施設や駅、病院などを清掃する大代ゼンテックスでは、労働者不足とスタッフの高齢化が課題でした。定年後も勤務を続けるスタッフが多く、労働災害のリスクが高まっていたほか、最低賃金の上昇も経営の負担となっていました。
決め手は、手動で動かすだけで清掃範囲のマップが自動作成される簡便さ、洗浄後の床に水がほとんど残らない清掃性能、約40kgの重量です。従来は2~3人で行っていた床の洗浄作業をロボットで担えるようになり、日常清掃のフローへ組み込めました。
遠隔管理システムでは、清掃を完了したエリアが色分けで表示されるため、進捗や清掃漏れを確認できます。広い面積の床清掃はロボットが担い、スタッフは隅や角など人の手が必要な箇所に集中する協働体制を整えています。
導入前は、専任スタッフによる現状ヒアリングや現地調査に加え、ご要望に応じて現場で実機を数日間試せるデモプログラムを用意しています。納品時には、清掃ルートの作成、初期設定、操作研修まで対応しており、小規模な店舗であれば初期設定と操作説明は通常1日で完了します。
導入後は、365日対応のコールセンターで遠隔診断を行い、必要に応じて全国のオンサイト保守スタッフが訪問修理に対応します。保守プランの費用は別途必要です。メーカー保証は納品日から1年間、保守プランへの加入で最長5年間はカバーされます※4。
| 会社名 | 株式会社アイウイズロボティクス |
|---|---|
| 所在地 | 東京都品川区大井1-47-1 NTビル12F |
| 電話番号 | 03-6824-6916 |
| 公式URL | https://jp.iwith-smart.com/ |
「導入したのに思ったように稼働しない」「結局人の手直しが必要になった」——こうした失敗の多くは、ロボットの性能ではなく導入環境とのミスマッチが原因です。ここでは、導入時に不安を感じやすい「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれに合うおすすめの業務用清掃ロボットをご紹介します。
人から透明な物まで検知・回避
2つのセンサーで衝突を低減
約25m先まで察知するLiDARに加え、LiDARが苦手とする透明物検知を補うソナーセンサーを搭載。人や什器はもちろん、ガラスなど透明な物まで衝突リスクを抑えます。
最大5台※1の3Dカメラで死角なく
捉えて壁際までムラなく清掃
高解像度の3Dカメラで周囲を死角なく捉え、人や物を避けながらサイドブラシで壁際まで清掃。マイクロファイバーブラシとローラーブラシを選べるため光沢床にも優しく頑固な汚れも残しません。
カーペット※3、硬質床材(Pタイル、塩ビ、磁器タイル、セラミックタイル、カラーコンクリートなど)
最大6,000㎡/h+自動充電で
広範囲でも夜間無人運用が可能
最大6,000㎡/h(スポット清掃モード)清掃能力で、展示会場のような広い空間にも対応。自動充電と3時間未満の急速充電で稼働を止めず、夜間のうちに広範囲の清掃を完了します。
階移動やゲート通過も自動化でき
複数フロアを無人で清掃
フロア移動や区画の入退室が発生する環境でも、エレベーターや電子ゲートとの連携が可能。清掃の稼働範囲が途中で分断されにくく、施設全体を無人運用でカバーできます。
椅子・テーブルが多い環境を想定
小回りがきく設計
幅33cm×高さ8.6cmの小型サイズ。椅子・棚の下やテーブル脚まわりなど細かい箇所をカバーしやすくロボットを入れても手作業が多い状態を避けやすいです。
1台2役の吸引+水拭きで
細かいエリアまで清潔を維持
1台で吸引と水拭きの両方に対応するため、別々に行う手間がかかりません。細い動線や椅子の下にある食べかすを吸い取りつつ、床にこびりついた汚れをしっかり除去します。