業務用清掃ロボットは障害物を避けて走行する仕様上、什器の周りや壁際に清掃の行き届かない箇所が残る場合があります。蔵王産業では、人や物が行き交う現場でも周囲を検知しながら清掃できる業務用清掃ロボット「R3シリーズ」を展開。本ページでは、R3シリーズの特徴や仕様、サポート体制を紹介します。
蔵王産業の業務用清掃ロボットで共通しているのが高精度なセンサーの搭載です。約25m先まで検知するLiDARに加え、LiDARが苦手とする透明な物体の検知を補うソナーセンサーを採用。人や什器はもちろん、ガラスなど透明な障害物まで検知でき、衝突リスクを抑えられます。
ロボットスイーパー R3-Vacに4個、ロボットスクラバー R3-Scrub Proに5個搭載した深度カメラにより、周囲の状況を広い範囲で捉えます。人や物を避けながらサイドブラシで壁際まで清掃するため、清掃のムラを抑えられるのが強みです。

カーペットやセラミックタイル、磁器タイルといった床材に対応する乾式の清掃ロボットです。サイドブラシ、ローラーブラシに加え、マイクロファイバーブラシを搭載し、床面に残りやすい細かなほこりまで回収します。
| 項目 | ロボットスイーパー R3-Vac |
|---|---|
| 清掃方式 | 乾式(バキューム・スイーパー) |
| 最大清掃効率 | 1,260㎡/h(乾式)、 1,800㎡/h(湿式) |
| 運転可能時間 | 2~最大3時間 |
| 充電時間 | 2時間 |
| 対応床材 | カーペット、防滑セラミックタイル |
| 価格 | 公式HPに記載なし |

ロボットスクラバー R3-Scrub Proは、水や洗剤を使って床を洗浄し拭き取る湿式(床洗浄機・スクラバー)の清掃方式を採用しています。床にブラシを押し当てる接地圧により、皮脂汚れや油汚れなど、乾いた清掃では落としきれない汚れも洗浄できます。
水回りに近いエリアや、人の出入りが多く汚れがつきやすい床でも、清掃品質を均一に保ちやすい点が特徴です。
| 項目 | ロボットスクラバー R3-Scrub Pro |
|---|---|
| 清掃方式 | 湿式 (床洗浄機・スクラバー) |
| 最大清掃効率 | 1,800㎡/h |
| 運転可能時間 | 2~最大3時間 |
| 充電時間 | 2時間 |
| 対応床材 | 防滑セラミックタイルなど |
| 価格 | 公式HPに記載なし |
業務用清掃ロボットを選ぶ際、他のメーカーとの違いが気になる方も多いのではないでしょうか。ここでは、蔵王産業の製品の特長を他社製品と比較しながらご確認いただけます。ぜひ参考にしてください。
| 項目 | R3シリーズ | PUDU MT1 | RACLEBO slim pro |
|---|---|---|---|
| 画像 |
![]() 引用元:蔵王産業公式HP
https://www.zaohnet.co.jp/products/ロボットバキューム-r3-vac/ |
![]() 引用元:Pudu Robotics公式HP
https://www.pudurobotics.com/jp/products/mt1 |
![]() 引用元:アイグッズ公式HP
https://robot.i-goods.co.jp/products/raclebo_slim_pro/ |
| 清掃方式 | 乾式(バキューム・スイーパー)/湿式(床洗浄機) | 乾式(バキューム・スイーパー) | 乾式(スイーパー)/湿式(水拭き) |
| 対応床材 | ◆ロボットスイーパー R3-Vac: カーペット、 セラミックタイル ◆ロボットスクラバー R3-Scrub Pro: 硬質床材 (Pタイル、塩ビ、磁器タイル、セラミックタイル、カラーコンクリートなど) |
コンクリート・ Pタイルなど硬質床 |
カーペット、 フローリング |
| 最大清掃効率 | 1,260㎡/h(乾式)/1,800㎡/h(湿式) | 6,000㎡/h(スポット清掃モード) | 最大150㎡(1回あたりの清掃可能面積) |
| 運転可能時間 | 2~最大3時間 | 8時間 | 1~2時間 |
| 充電時間 | 2時間 | 3時間 | 5~6時間 |
| サイズ | ◆ロボットスイーパー R3-Vac: 全長521mm 全幅482mm 全高655mm 重量53kg ◆ロボットスクラバー R3-Scrub Pro: 全長635mm 全幅570mm 全高828mm 重量85.5kg | 全長840mm 全幅600mm 全高490mm 重量約65kg | 全長330mm 全幅330mm 全高86mm 重量13.91kg |
| 回収容量 | ◆ロボットスイーパー R3-Vac 6L ◆ロボットスクラバー R3-Scrub Pro 24L(回収タンク) | 35L | 300mL |
本メディアでは、業務用清掃ロボットの清掃方式や対応床材だけでなく、導入環境との相性を軸に調査。
「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれの環境に適した製品を選定しています。
この3製品は比較表に掲載した製品仕様だけでなく、それぞれおすすめの理由や、実際の稼働の様子が分かる動画なども紹介しています。業務用清掃ロボットの製品選びの参考に、ぜひご覧ください。
他メーカーの清掃ロボットも比較したい方は、製品一覧ページをご覧ください。実際の動きや清掃力、操作性などがイメージしやすいよう、動画でわかりやすくまとめています。
公式HPに記載がありませんでした。
1956年の設立以来、清掃機器メーカーとして約70年の実績※を持つ同社が、R3シリーズの導入後のフォローまで担当します。汚れの種類や床材、施設の動線まで踏まえて運用方法を提案。稼働スケジュールやエリア設定の見直しも依頼できます。
導入が初めての担当者でも、現場に合わせた運用改善を相談しながら進められます。
| 会社名 | 蔵王産業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区毛利1-19-5 |
| 電話番号 | 03-5600-0311 |
| 公式URL | https://www.zaohnet.co.jp/ |
「導入したのに思ったように稼働しない」「結局人の手直しが必要になった」——こうした失敗の多くは、ロボットの性能ではなく導入環境とのミスマッチが原因です。ここでは、導入時に不安を感じやすい「人や物が行き交う環境」「フロアをまたぐ広い環境」「狭いすき間が多い環境」の3つに分け、それぞれに合うおすすめの業務用清掃ロボットをご紹介します。
人から透明な物まで検知・回避
2つのセンサーで衝突を低減
約25m先まで察知するLiDARに加え、LiDARが苦手とする透明物検知を補うソナーセンサーを搭載。人や什器はもちろん、ガラスなど透明な物まで衝突リスクを抑えます。
最大5台※1の3Dカメラで死角なく
捉えて壁際までムラなく清掃
高解像度の3Dカメラで周囲を死角なく捉え、人や物を避けながらサイドブラシで壁際まで清掃。マイクロファイバーブラシとローラーブラシを選べるため光沢床にも優しく頑固な汚れも残しません。
カーペット※3、硬質床材(Pタイル、塩ビ、磁器タイル、セラミックタイル、カラーコンクリートなど)
最大6,000㎡/h+自動充電で
広範囲でも夜間無人運用が可能
最大6,000㎡/h(スポット清掃モード)清掃能力で、展示会場のような広い空間にも対応。自動充電と3時間未満の急速充電で稼働を止めず、夜間のうちに広範囲の清掃を完了します。
階移動やゲート通過も自動化でき
複数フロアを無人で清掃
フロア移動や区画の入退室が発生する環境でも、エレベーターや電子ゲートとの連携が可能。清掃の稼働範囲が途中で分断されにくく、施設全体を無人運用でカバーできます。
椅子・テーブルが多い環境を想定
小回りがきく設計
幅33cm×高さ8.6cmの小型サイズ。椅子・棚の下やテーブル脚まわりなど細かい箇所をカバーしやすくロボットを入れても手作業が多い状態を避けやすいです。
1台2役の吸引+水拭きで
細かいエリアまで清潔を維持
1台で吸引と水拭きの両方に対応するため、別々に行う手間がかかりません。細い動線や椅子の下にある食べかすを吸い取りつつ、床にこびりついた汚れをしっかり除去します。